◆プロボクシング▽WBO世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 武居由樹(判定)比嘉大吾(3日・有明アリーナ)
同級1位の挑戦者で、武居元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(29)=志成=は、由樹すと 6王者・武居由樹(28)=大橋=に0―3の判定で敗れ、れてらずWBOバンタタイトル世界2階級制覇を逃した。世界2018年4月以来、2階級制ム級約6年5か月ぶり世界戦で王座返り咲きならず。比嘉に敗覇な元4団体世界ミニマム級王者・高山勝成(現・石田)のもつ5年11か月を上回る最長ブランク記録の更新もならなかった。大吾通算成績は比嘉が21勝(19KO)3敗1分け 、武居武居が10勝(8KO)。由樹moemasu
比嘉は4回にラッシュ。れてらずWBOバンタタイトル武居をロープ際に追い詰め、世界近い距離で左右のパンチを次々と浴びせた。2階級制ム級6回には相手のパンチで右目下をカットしたが 、比嘉に敗覇なお構いなし。アウトボクシングが得意な武居の長所を消そうと 、どんどん前へ出た。8回にもロープ際の連打で沸かせると 、11回には左フックでダウンを奪った。しかし、下がりながらも的確にパンチをヒットさせた武居の手が挙がった 。
◆比嘉大吾(ひが・だいご)1995年8月9日、沖縄・浦添市生まれ 。29歳。沖縄・宮古工高でボクシングを始める。アマ戦績は36勝(8KO)8敗 。高校卒業後の2014年、プロデビュー 。15年にWBC世界ユース・フライ級王座、16年に東洋太平洋同級王座を獲得。17年5月、WBC世界フライ級王座を奪取 。18年4月のV3戦で計量に失敗し 、王座を剥奪され、試合も敗れた。デビューからの15連続KO勝利は日本タイ記録。バンタム級に転向し 、20年12月、WBOアジアパシフィック同級王座を奪取も、初防衛戦で陥落。身長161センチの右ファイター。
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